docomoもソフトバンク、KDDIに続いて、無料のwifiルーター貸出を行う発表がありました。
開始は、3月1日からを予定しているようです。
と言うことで、折角なので3社のWifiルーターを比較をしてみました。
◯ NTTドコモ
Home Wi-Fi
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/home_wifi/index.html
【メーカー・機種】
NECアクセステクニカ株式会社 NEC Aterm WR8166N
http://www.aterm.jp/docomo/8166n/index.html
【無線LAN対応状況】
・2.4GHz IEEE802.11n :対応(HT40 で300Mbps対応)
・5 GHz IEEE802.11a :未対応
・5 GHz IEEE802.11n :未対応
【その他】
NTTドコモが2013年の春(3月)から始めるレンタルサービスです。
2年間の利用後は、無償で適用するようです。(2年以内での解約は要返却)
無線LANルーターとしては評判のよい「NEC Aterm」での提供です。
HT40で300Mbps対応と、後発だけあって性能は良いです。
LANポートも4個付いていて、無線LANルーターとして普通に使えそうですね。
ただ残念ながら、無線LANは、2.4GHz帯だけの対応となるようです。
提供開始が3月とかなり遅いですが、4月から一人暮らしするか!って
人には丁度良さそうな感じですね。デザインも良いと思います。
◯ ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/service/wi-fi/settings/wi-fi_router/
【メーカー・機種】
FON Wireless Limited社 FON2305E / FON2405E
【無線LAN対応状況】
・2.4GHz IEEE802.11n :対応。HT40対応で150Mbpsまで
・5 GHz IEEE802.11a :未対応
・5 GHz IEEE802.11n :未対応
【その他】
FCC ID UVAF0N2405 より確認すると、Ralink RT3050を使用した、
802.11n(1x1 HT40)対応の無線LANルーターになるようです。
自宅でFONルーターを使ってはイケナイ 4つの理由 という記事で、
記載してますが、他の2社と違い、第3者へ無線LANを提供する
FONサービスの使用を前提とした無線LANルーターです。
営業電話も掛けまくるなど、非常に評判の悪いサービスです。
主に、ITリテラシーが低い人向けに配ってると思われる酷いサービスです。
これ使うなら市販品を買うことを、強く推奨します。
◯ KDDI
Wi-Fi HOME SPOT - au - KDDI
http://www.au.kddi.com/wifi/wifi_home_spot/
【メーカー・機種】
PLANEX PXH11RWA HOME SPOT Cube
http://www.planex.co.jp/products/au/pxh11/
【無線LAN対応状況】
・2.4GHz IEEE802.11n :対応 (HT40対応で150Mbps)
・5 GHz IEEE802.11a :対応
・5 GHz IEEE802.11n :対応
【その他】
他社と違って完全なレンタル品扱いの製品です。
(※ 解約時、故障時にレンタル機器を返却されない場合は、
ご利用期間に応じた違約金 (最大8,400円) がかかります。)
3社で唯一の 5GHz帯対応の無線LAN対応機器となります。
デフォルトでAPが3つ見えますが、SSID2はWEPを使った暗号化に
なっているので、古いDSとかで使わないなら無効にしておく事を、
推奨します。
※SSID2 無効化方法
WEB設定画面から、「Wi-Fi設定タブ」 > 「SSID2の設定」を開いて、
無効をチェック > 適用ボタン。
■ 総評・まとめ
ソフトバンク以外は、一長一短ですね。
一人暮らし開始に合わせて「我が家にも無線LANルーターを!」と思いつつ、
「買ってまでは欲しくない」って人には、KDDIもドコモもどっちも使いやすい
と思います。
ソフトバンクユーザーは、FONルーターしか選択肢がない状態なので、諦めて
市販品を買うことを検討しましょう。