公衆無線LANサービスを比較してみた。

携帯各社のそれぞれの無線LANサービスを纏めてみました。

ドコモ

ドコモ公衆無線LANサービス
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/mzone/

値段が少々高いが、さすがのNTTドコモ。
安定のエリアとサービスを提供しています。

IEEE802.1X認証にも対応していて、対応機種なら対象のエリアに
入れば、自動で接続、インターネットが出来たりと基本を押さえて、
しっかりしたサービスを提供しています。

暗号化:WEP (IEEE802.1X対応)

料金http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/mzone/bill_plan/index.html

** spモード+『公衆無線LANサービス』:月額315円+315円=月630円
** Mzone単体:月額1,575円

エリアhttp://www.nttdocomo.co.jp/service/data/mzone/area/

都内ならメトロも都営も使える駅が多く、お店なども対応している店舗は
多いです。公衆無線LANサービスとしては使えるシーンが多いほうでは。

【ソフトバンク

ソフトバンクWi-Fiスポット
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/sws/

最近になって勢力を伸ばしつつある無線サービス。

総務省もWPA以上の暗号化を推奨する中での「暗号化なし」、
FONといいながらPCから接続出来ないなど、さすがソフトバンク
言わざる得ない魅力的なサービスを展開。

暗号化:mobilepoint以外は、「暗号化なし

料金http://mb.softbank.jp/mb/service_area/sws/pc/qualify.html

月額490円 ※WEB記載の注意書きが意味不明ですが、暫くは無料のようです。

エリアhttp://mb.softbank.jp/mb/service_area/sws/

最近色々なお店で使えるようになったりと、かなり勢力を伸ばしています。
都内は、都営がこの5月から殆どの駅で使えるようになりました。
(東京メトロも予定しているようです)

【KDDI】

au Wi-Fi SPOT
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0517h/besshi.html

6月からの新規サービスです。auのスマートフォン向けに展開されるようです。
Wi-FiスクエアとUQ Wi-Fiのエリアも対象になるようなので、それなりのエリアで
展開される感じでしょうか。

暗号化

au Wi-Fi SPOTサービスエリアは「WPA2-PSK (AES)」対応予定とのこと。
ローミングサービスのUQ Wi-Fiは、WEPのみと若干寂しい感じ。
認証系もまだ未確認です。

料金無料

エリア:詳細は未確認

提携エリアを入れて、2012年3月末には国内最大級の約10万スポット
予定しているようです。

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【まとめ】

携帯各社で、スマートフォンに主軸が移って来たということで、
スポットエリアのデータ通信は、無線LAN-固定回線で巻き取ろう
という動きになって来ているようです。

新しくサービスを開始するという事で、au Wi-Fi SPOT が、
今後の展開次第では魅力的な感じがしますね。

逆に、ソフトバンク Wi-fiスポットは、新規サービス展開を
している割に、ダメダメ感が漂っていますね。

今さら暗号化なしのサービスを商用で展開したり、FONルーターを
FONサービスの説明もろくにしないで配っていたり、相変わらずな
やり方です。

ソフトバンクユーザーは、ソフトバンク Wi-fiスポットなんて、
使わず、3Gの回線を食い潰すのが、色々な意味で最善の選択です。

最後にドコモ。さすがに堅実なサービス展開をしていて安心して
使えます。

Galaxy Sなどでは自動ログイン出来ないような記載になってますが、
WiFi Advanced Config Editor入れたりする事で、IEEE802.1X認証も
使えるようです。

値段以外には、ベストなチョイスになるんじゃないでしょうか。
(でもちょっと高すぎ感はありますが)


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