【HTC J】アンロック済みのHTC JにOTA(firmware.zip)を適用するメモ #ISW13HT

某スレで話題になっていましたが、OTAの適用でunlockが出来なく
なるのでは?という噂が流れていたので、実際に試してみました。

■前提環境

適用前環境:初期バージョン(1.20.970.2)で、
HTC Dev経由でunlock済みな端末。且つ、CWM適用済みな環境。

【参考】fnojiさんのblog「適当に更新diary」より
au ISW13HT HTC J 公式アンロックを非公式で行う root化まで
au ISW13HT HTC J ClockWorkModの最新verが公開!(基本動作は可能に)

適用後のバージョン:1.31.970.1

■適用メモ

・OTAを、ダウンロードしておく。
(OTA_VALENTE_WX_ICS_40_KDDI_JP_1.31.970.1-1.20.970.2_release_268209_signed・・・.zip)

・relock → unlockをすると工場出荷時に戻されるので、事前に/dataをバックアップ
(CWMからか、$ adb shell su -c tar cvf /sdcard2/data-bk.tar data/ などで)

・CWMからinstall zipでsystem分だけ先に更新しておく。
→おサイフが使えない問題が出たらこちらへ

・ダウンロードしたZIPファイルから firmware.zip を取り出して、
 PK07IMG.zip に名前を変更する。

PK07IMG.zip を、/sdcard2の下にpushする。
($ adb push PK07IMG.zip /sdcard2/)

あとは淡々と。

$ adb reboot-bootloader

fastbootの画面でrelock

$ fastboot oem lock

fastboot画面に戻るので、BOOTLOADERを選んでPowerボタン

SDカードに入れたzipファイルが正しければ、
上の画面になるので、<VOL UP> を押して適用開始。

再起動がかかって、こんな画面が。
適用完了するとPOWERボタンを押すように促されます。

その後、起動に問題がなければ、
$ fastboot flash unlocktoken Unlock_code.bin
で、再度アンロック。

無事に適用が完了しました。と。
recoveryが上書きされてるので、CWMは焼き直しが必要です。

■結論

えふのじさんのサイトに記載されてる通り、一度SuperCidへ変更しておけば、
OTAの適用を行なっても、再度unlockは可能(都度バックアップ/リストアが必要ですが)

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★追記:rootが解除される件★ 修正 8/20

OTAの適用時に、update-scriptを編集せずに適用すると、
/system/xbin 内のパーミッションが755に強制変換されて、
root化が解除されます。

これについては、OTA適用後、CWMリカバリーで起動して、
adb shellで以下パーミッションを変更すれば治ると思います。

$ adb shell mount /system
$ adb shell chmod 6755 /system/xbin/su


【HTC J】アンロック済みのHTC JにOTA(firmware.zip)を適用するメモ #ISW13HT” への19件のフィードバック

  1. >どちらでダウンロードできますか?
    OTAファイルは、端末のソフトウェアアップデートする時に、
    ダウンロードされます。(どこかにアップされてるものではないです)

    どのバージョンからどのバージョンへのアップデートをしようとされて
    いますか?
    (初期 1.20.970.2 ⇒ この記事 1.31.970.1 ⇒ 最新 2.05.970.3 です)

    >また、CWMのバックアップはしましたが、再度restoreのときに、
    >external sdカードからリカバリーできません
    「出来ません」とだけ書かれても、状況がわからないので、
    どうにも出来ないのですが・・・。

  2. 初心者的な質問ですすみません
    OTAを、ダウンロードしておく。
    (OTA_VALENTE_WX_ICS_40_KDDI_JP_1.31.970.1-1.20.970.2_release_268209_signed・・・.zip)
    どちらでダウンロードできますか?
    また、CWMのバックアップはしましたが、再度restoreのときに、external sdカードからリカバリーできません

  3. 初期の1.2からのアップデート(2.05.970.3)へも、この手順で可能なものでしょうか。

    1. OTAは差分パッチになってるので、初期ROMから最新に
      一気に適用可能かは試してません。

      心配であれば1.31.920.1へアップしてから適用を
      行って貰えればと。

      手順はほぼ同じです。2.05.970.3の記事も
      書いてますのでご参考にしていければと。

  4. namo さん

    >今の所問題は出ていないようですが。
    問題出てないなら大丈夫かと思います。

  5. こちらの記事を拝見してOTAを当ててみたのですがひとつ不明な点がありまして
    お聞きしたいのですが、OTA適用後ビルド番号は新しいものに変わるのでしょうか?
    よろしくお願いします。

    1. >namoさん

      OTAの適用でビルド番号変わりますよ。
      ソフトウェアの番号:1.31.970.1 になります。

    2. morimoriさん
      ありがとうございます。
      カメラアプリを差し替えていたためきちんとシステム分の更新ができてなかったようです。
      元に戻してから無事適用できました。
      システム分を更新する前にfirmwareを更新してしまった状態なのですが問題ないでしょうか?
      今の所問題は出ていないようですが。

  6. 私はroot化方法をよく分からなくてバージョンアプデートしてしまいました。まったくはじめてですが、root化とアンロックするのにもっと詳しく教えてくれませんか?本当に助けてもらいたいです。お願いします

    1. >smargさん

      unlock(cidの書き換え)前に、OTA適用してしまったなら今の所root権を取得する方法は
      ありません。そのまま、誰かがroot権限が取れる脆弱性を見つけるのを待つのみです。

  7. 初心者的な質問ですが、よろしくお願いします。

    CWMからinstall zipでsystem分だけ先に更新しておく
    と記載がありますが、OTA(1.31.970)を解凍するとでてくる
    \system\appだけの更新でしょうか。
    \system配下には、customize、libがあったのでこれも対象なのか
    教えてください。
    また、\patch配下はどうすればいいのでしょうか。

    最後にOTA適用前にSystemをddでバックアップとる必要があると思いますが
    CWMでバックアップとっても同じ意味になりますか。

    1. 初心者さん
      >CWMからinstall zipでsystem分だけ先に更新しておく
      OTA自体がinstall/update.zip形式になっていますので、
      このzipのままCWMから適用すれば、Systemだけ適用されます。
      (恐らくFelicaの問題が出るのでそれについても要対処が必要です

      >最後にOTA適用前にSystemをddでバックアップとる必要が・・・

      CWMがddでsystemをバックアップするものをご利用なのか、
      こちらでは分かり兼ねますのでなんとも。。心配なら自分で
      adb shellからddでバックアップを取得するのも一つの手段
      かと思います。

      HTC Jはroot化して使用している人も少ないので、知見がない
      状態でroot権取るのはあんまりオススメではないですね。

  8. rootの記事、su -cは不要でしたね。
    あとで修正しておきます。

    今、HTC J用にでているCWMは、secure=0な
    設定なので、adb shellで即rootユーザーで、
    shellが開けるようになってます。

  9. お世話になっています

    こちらを読んでアップデートしたのですが、
    FeliCaが使えず、rootも失われてしまいました

    再びrootを取得したいのですが、いわゆる一時rootが取れず、どうにもならない状態です
    なお、SuperCidには設定してあり、ブートローダーのUnlockはできています

    恐れ入りますが、再root取得の手順を教えていただけませんでしょうか

    1. fastbootからCWM入りのrecovery入れて、
      install zipでSupper Userを入れたら
      良いんじゃないかな。

      OTA適用すると/system/xbin配下のパーミッションが、
      変わるから、それだけならCWMで起動してsuにsetuidすれば、
      直ると思うけども。

      あとFeliCa使えないは、次の記事で書いたけど、
      deodexファイルを上書きコピーが必要です。

    2. ご返信ありがとうございます
      とても助かります

      ご推察の通り、
      updater-scriptのassertをさせずにパッチを適用させてしまったものです
      知識が不十分なままに作業してしまったと反省しています

      CWMリカバリーで起動した状態で、root権限でshellが扱えることは知りませんでした
      まずはご指示のようにsuとbusyboxの権限を変えようとしたのですが、Read-only file systemとのエラーとなりました
      そこでroot化の手順をもう一度繰り返したのですが、systemのマウントが出来ずに難儀しました

      busybox mount -o remount,rw -t ext4 /dev/block/mmcblk0p33 /system
      mount: mounting /dev/block/mmcblk0p33 on /system failed: Invalid argument

      諦めかけていたところ、CWMのメニューの "mount /system" を見つけて実行し、残りの操作を実施したところ、root化の復元に成功しました

      FeliCaの方も問題があるのですが、FeliCaの記事の方にコメントさせていただきます

      ありがとうございました

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