Android スリープ時のバッテリー消費について考察してみる

HTC J Butterflyのバッテリー消費について色々と調べてみました。


[ad#co-1]

Butterfly含めてAndroidの端末は、通常スリープ時はDeep Sleep状態となり、
殆どバッテリーの消費をしない状態となります。

大体、どの端末でも正常にDeep sleepしていれば、1-2%/h の消費に
抑えられるはずです(常駐がなければ、0.5%/hour 程度

しかしながら、何故か自分の使っている Butterflyはスリープ時も、
全然寝てくれないようで、10%/hour程度消費している事が判明。

何故?という事で色々と調べてみました。

■「Google Now」が原因の一つでした

battery Drainの原因として有名なのは、Android 4.1からの新機能として
追加された「Google Now」があります。

まずは、Google Now を OFF/ONしてどうなるかを試してみました。

・・・結果は、以下のグラフ通りです

GoogleNOW

どうも Google Now を有効にしていると、画面オフにも関わらず、
起きている状態(Wakelockが呼ばれている状態)になるようです。

しかしこの起き上がり方は、異常
何かBug情報があるのでは? と調べたらやっぱり話題になってました。

Issue 34458: Google Maps wakelock issue
http://code.google.com/p/android/issues/detail?id=34458

見る限り解決には至ってなく、回避策するには、
「位置情報とGoogle Now」を停止する・・という方法になりそう
です。

他に、WorkaroundとしてGoogle Mapの位置情報関連のチェックを
外す・・という方法が上がってましたので、今はそれを試し中です。

Different Location Settings & Effects on Google Now and Battery
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2009614

Google Nowは、日本ではイマイチ使う場面が少ないので、
battery優先にしたい人は、問題が解決するまではオフにして
おくのもの一つの手段かと思います。

■その後の追記 @2013/06/27

位置情報を無効にするのがベストですが、Google Nowを
有効にしたままでも、地図アプリの「設定」>「現在地設定」で、
表示される項目をすべてOFFにすると、かなりバッテリー消費を
抑えられる事を確認しました。

ロケーション履歴位はONでも大丈夫かもしれません。
今は、Google+のWakelockについて調査中・・・。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です