今回はスマートフォンネタから離れて、ちょっと別ネタです。
USBワンセグチューナー(RTL2832U)に 、SDR(ソフトウェア無線)
ソフトを使うと、PC(とスマートフォン)で、50MHz~1000MHzの範囲で
無線を聞くことが出来るようになります。
これだけでも凄いことなんですが、今回はここに、
「TT@北海道さんの作成のHFコンバーターキット」
を導入しましたので、その紹介です。
■HFコンバーターキットについて
USBワンセグチューナーは、HF/MFの帯域は受信範囲外となって
います。
受信範囲外だった帯域の電波を、+100MHz して受信出来るように
変換してくれるのが、このキットです。
(例えば、AM 954kHzが 109,54 kHz で出来るようになります。)
■キット配布・販売元について
このキットは、TT@北海道さんが自作制作キットとして作成されていて、
Tumblr(Computer Radio RF Tech)から、注文をする事が出来ます。
数が限られており、且つ人気のキットなので頒布案内は要チェックです。
・HFコンバータキット頒布案内のページ
http://ttrftech.tumblr.com/kit/hfconv1.2a
■制作事前準備について
非常に小さい基盤に、各部品を表面実装していきます。
ハンダゴテ握るのは久しぶりという事もあり、それなりの
準備をしてから挑みました。
用意したのは・・・
・W数の低いハンダゴテ
・W数の少し大きなハンダゴテ(大きい部品用)
・テスター(動作確認用)
・ルーペスタンド(LinkのAmazonのは微妙でした・・)
・フラックス
・ピンセット
■制作後の感想
10年振りのハンダ作業に、表面実装基板は難易度が
高かったです・・。大体3時間半くらいかかりました。
完成してみると、SMAの変換コネクタ用意してなかった!
とか、入れるケースを注文シ忘れた!とか、アンテナ
どうしよう?とか、出てきますが、それも楽しみの一つ
でしょう。
今は、アンテナも何もないので5mの単線配線コードを
SMAコネクタに直接差し込んで試してますが、それでも
それなりに色々と聞こえて来ます。
高校生の頃に、短波ラジオやHF帯のCWを聞いてましたが、
まさか、こんな形でまたこの世界に戻ってくる事になるとは、
思いませんでした。
安価に素晴らしいHFコンバーターキットを提供されている、
TT@北海道さんには、本当に大感謝です。
はじめまして。
同じTT@北海道さんのHFコンバーターを使用していますが、安価で性能的にも文句なし!です。
私も、小~高でBCL/アマ無線で数十年ぶりの復活組です。(アマ無線はまだですが・・)
アンテナ設営後のレポートも楽しみにしています。(私は家人対策で、小型のΔLOOPを自作しました。)
PUPさん
コメント有り難うございます!
その後のHFコンバーターなんですが、ハンダ不良なのか、
USBドングル側の故障なのか感度が下がった上にセンターの周波数に
発振が載るようになってしまって、現在別ドングルの確保中です;;
ΔLOOP良いですねー自作出来るならやってみたいんですけども、
中々難しそうです。アンテナもいつになるやら・・・
TT@北海道です。丁寧なレポート拝見しました。ありがとうございます。
HFやMFには、BCLやアマチュア無線の他にも、私は知らなかったのですがDRMや中波放送DX、HF-ACRSなど、いろいろな楽しみ方があるようですね。皆さんの使い方を拝見していると勉強になります。
アンテナも工夫のしがいのあるところだと思いますので、いろいろ試みて頂ければと思います。
では引き続きよろしくお願いします。
>TT@北海道さん
コメント有り難うございます!
このHFコンバーターは本当に良いですね。
5mの適当なロングワイヤーでも、それなりに受信出来るのを
見てしまったので、アンテナちゃんとしたの付けたくなります。
次見に来た時には、ApexRadio 303WA-2 あたりのレビュー記事
書いてるかもしれません(笑
SDRは、PC側次第で本当になんでも出来るので暫くは楽しみが
つきないですね。暫く楽しみたいと思います!