みんなで写真撮りに行ったりポートレート撮ったりしていると、その場で撮った写真を
見せる機会があったりしますが、iPhoneやipadでその場でスライドショーで見せられたら
楽だなぁと思う事が多かったりします。
これまでは、WindowsタブレットにUSBリーダつけて見たりしてたんですが、
今後、ipadを視野に入れた運用を想定して、Elecomのカードリーダー搭載wifiルータを
購入しました。その際に分かった事、気づいた事をメモしておきます。
要は、一眼で撮ったSDカードに入った写真を無線LAN経由でiPhoneやipadで開いて、
見たい・・じゃぁ「Wifi対応のカードリーダにしちゃえばいいじゃない」という事です。
メーカーサイトや他の人のレビューからわからなそうなマニアックな部分を、書いていけたらと
思いつつ更新していきます。(前置きなが)
1.wifiを接続しつつ3G/LTE通信を行いたい。
有線LANを繋がずに、このWRH-300CRに無線LAN接続をすると、
「インターネットに接続できません」って言われてネットが出来なくなります。
これについては、IPアドレスを固定の値(192.168.2.150とか)にして、
ルータのIPアドレス欄・DNS欄を空欄にすることで、3G/LTEに繋げたまま、
カードリーダーに無線LANアクセスができます。
※あとで方法を簡単にここに書きます。
2.付属アプリ以外から写真を読み込む
このカードリーダには、iOS用にアプリケーションが用意されています。
と思いきやこのアプリ、あんまり出来が良くなくて、サムネで一覧は見れないわ、
スライドショーは画質落ちた画像しか表示出来ないわでイマイチだったりします。
しかしながら、このWifiカードリーダはファイル共有アクセスが可能なので、
Remote File Manager Free とかSMB/CIFS接続可能なアプリを使うと直接読み込みが
できてこの問題を回避出来たりします。
アプリからの指定は、hostの入力欄に192.168.2.1と入れて、User/passwordを、
admin/adminで設定すればカードリーダに刺したSDカードのデータが読み書きが
出来るようになります。
3.SD⇔USBストレージ間のデータコピー
撮影後に直接データ渡ししたい場合に、この機能は重宝しそうかなと思ってます。
転送速度を確認したらここに更新しますね。
⇒残念ながら実用には遠そうな速度しか出ませんでした。
詳細は下記検証結果を。
▼検証結果
コピー元:MicroSD ⇒ コピー先:USBメモリー
アプリは、「Remote File Manager Free」を使って試しました。
(1) WRH-300CR上で写真のコピー
結果:580MBの転送に10分かかる。≒7Mbps (0.8MByte/sec) ★遅い!!!
(2) Miix 2 8にHUBを接続してコピー
結果:580MBの転送に1分半かかる。≒52Mbps(6.5Mbyte/sec)
笑うほど遅いです。実用にならず。これまで撮った写真をUSBで渡していたので、
同じ運用をしようと思うとやっぱりUSB直接続じゃないと無理そうですね・・・。
ipadに接続出来るSDカードリーダ兼USB HUBないかなぁ・・・