D945GCLF+CentOS5.2にNICドライバーを入れる

昨日書いたNICインストール部分が綺麗に消えているのにショックを受けつつ、
再度メモ。

■NICドライバーのインストール

D945GCLF搭載のRTL8102ELは、まだドライバーがOSに含まれていないので、
CentOSを普通にインストールしただけだと、ネットワークが認識されません。
・・・どころかBIOSでOFFにしておかないと、途中でPanicが発生してしまう。

対処策はすでに先を行く人達により公開されているので、
簡単なメモのみ残しておきます。

○INTELのページでLinux用ドライバーをダウンロードしておきます。
  http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?ProductID=2916&DwnldID=16242&lang=jpn

○カーネルヘッダーと開発関連のライブラリなどが必要になるので、
 下記も用意する必要があります。(OSインストール時のメディアに
 含まれているものがほとんどです。ないものがあった気もするので事前確認を。)

 ・kernel-headers
 ・kernel-devel
 ・gcc
 ・glibc-devel
 ・glibc-headers
 ・libgomp
 
○kenel-headers~libgompをrpm -ivhなどでインストール
 (依存関係があるのでエラーが出たら順番変えて入れる)

○ドライバーを解凍

 [root@atom ~]# unzip /data/r8101-1.006.00r1.zip
 Archive:  /data/r8101-1.006.00r1.zip
 creating: r8101-1.006.00/.svn/
 inflating: r8101-1.006.00/.svn/all-wcprops 
 :
   
○readmeに従ってインストールを進める

 [root@atom ~]# cd r8101-1.006.00
 
 [root@atom r8101-1.006.00]# lsmod | grep r8169
 r8169                  65737  0
 [root@atom r8101-1.006.00]# rmmod r8169
 [root@atom r8101-1.006.00]# lsmod | grep r8169
 
 [root@atom r8101-1.006.00]# make crean modules
 make -C src/ clean
 :
 :
 make[1]: Leaving directory `/data/r8101-1.006.00/src'
 
 [root@atom r8101-1.006.00]# make install
 make -C src/ install
 make[1]: Entering directory `/data/r8101-1.006.00/src'
 install -m 744 -c r8101.ko /lib/modules/2.6.18-92.el5/kernel/drivers/net/
 make[1]: Leaving directory `/data/r8101-1.006.00/src'
 
 [root@atom r8101-1.006.00]# depmod -a
 [root@atom r8101-1.006.00]# insmod ./src/r8101.ko
 
○lsmodで下記ドライバーが読み込まれていればOK
 
 [root@atom r8101-1.006.00]# lsmod | grep r8101
 r8101                  65300  0

あとは、適宜/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0などを編集して、
機器の再起動・インターフェース出来れば終了。

ポイントは、make中に必要なコマンドが足りない(bisonとか)と出る事があるので、
エラー内容に応じて追加インストール>make cleanからやり直しが必要な点位。

ちなみに、カーネルのアップーデート(yum updateとか)した場合も、
再度モジュール入れ直しが必要なのでご注意を。
(yum update → BIOSでNICをDisable → 起動後ドライバー入れ直し → BIOSで有効化)

面倒なので、途中のカーネルにバンドルされる事に期待。


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