どこもかしこもO365O365ともてはやされてますが、
ライセンスが安いこともあり最近は、個人でもテナントを
買ってる人が増えてきてるかと思います。
そこで良く陥りがちなネタを一つ落としておきます。
■Get-MessageTraceには、Pageの概念がある。
まずは公式のリンク。
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/exchange/mail-flow/get-messagetrace
オプションを見てるとこんな記載があります。
-Page
The Page parameter specifies the page number of the results you want to view. Valid input for this parameter is an integer between 1 and 1000. The default value is 1.
-PageSize
The PageSize parameter specifies the maximum number of entries per page. Valid input for this parameter is an integer between 1 and 5000. The default value is 1000.
デフォルトだと1000エントリー表示1page表示が
上限になる事がわかります。
ここで陥りやすいのが、-startdate -enddateで、
表示範囲を絞ってる場合に、
「日付で絞ってるから全部表示されてるだろう」
って勘違いすることです。
実際は1000なんてあっという間に越えてきますので、気をつけて確認する必要があるかと思います。
■対処策
-pagesizeに5000を指定してforeachでpageを1000まで、
回すのが、一番手っ取り早そうです。
こんなスクリプトも公開されてたりもします。
Office 365 Mail Traffic Statistics by User
https://gallery.technet.microsoft.com/office/Office-365-Mail-Traffic-afa37da1
GUIで見るのが一番安心ではありますが…
何かのご参考になりましたら、下のAmazonさんのリンクでも踏んでいって頂けましたら、、