rync backup for Android を使って、自宅のNAS(ReadyNAS)へ、
定期的に自動でフルバックアップを行う環境を作成したので、
その際のメモです。
限定的な環境での構成なので、このままでは使えないので注意。
【目標】
自動でのSDカードのバックアップをNASに行う。
【設計】
・自宅にいる時のみ動作 (Taskerで自宅エリアのみの動作が定義済み)
・バックアップは、定期的に行う (JobのキックはTaskerのしごと)
・バックアップは、RSYNC + SSH で行う (sshが使えばどこへでもバックアップ可)
【必要な環境】
・rsync backup for Android
・Tasker
・SSHアクセスが可能なNASやサーバー(バックアップ先)
【設定メモ】
1.rsync backup for Androidでの設定
(1) 設定メニューからバイナリをダウンロードを実行
(2) 鍵を作成 から鍵を作成
公開鍵 (/sdcard/dss_key.pub)は、バックアップ先に送って、
~/.ssh/authorized_keys として配置する。
既にauthorized_keysがある場合は、間違えて既存の設定を
上書きして消さないように注意。
$ cat dss_key.pub >> authorized_keys みたいにすればOKかと。
(3) プロフィールを追加 より新規プロファイルを作る
スクショは以下の環境を想定。
・バックアップ元:/mnt/sdcard (内蔵/外付けのSDカード内容全て)
・バックアップ先:192.168.0.10 上の/c/backup (ReadyNAS上のバックアップフォルダ)
・ログインユーザーは root
・秘密鍵は、/sdcard/dss_key を指定
・バックアップに含めない除外リストを /mnt/sdcard/exclude ファイルに記載。
(Additional rsync options で--exclude-from= として手動で指定)
・--chmodの権限は必要に応じて変更を。
(デフォルトだとユーザーのみのrwxとなりCIFS経由で見られない)
プロフィール保存後、プロフィール名をクリックすればrsync処理が実行されます。
2.Taskerでの自動実行の設定
・ContextにDataとTimeの2つを設定
・pluginとして、rsync backup for Androidを選ぶ。
Configuration は、rsync backup for Androidで作成したプロフィールを選択
・%HOMEは、他のTaskerのプロファイルで自宅にいる時に「1」が入る設定。
自宅エリアに入ると、WIFIをONにしているので、%WIFI も IFで設定。
※Cell nearなどで自宅にいる時は、%HOME=1 となる設定を別に用意する必要があります。