大陸ROMでGMS関連のサービスアレコレを有効にする方法

最近、安い5G端末だったり折り畳み端末だったりで熱い
Xiaomiのスマートフォンですが、

中華ROMのままだとGoogle系のサービスで
一部使えないものがあったりで不便だったりします。

今回Xiaomi Mi Mix Foldの利用をするにあたり、
色々対応方法を調べてみましたのでメモを残しておきます。

今回は、Googleロケーション履歴(Googleタイムライン)と
Google自動入力について書いています。

1.Googleロケーション履歴をONにする

Root権限が必要です。Magisk Moduleの導入になります。
XDAのこの記事にあるrel.zipをダウンロードして有効化します。
[Magisk module] Google location history unlock for Chinese MIUI roms only」

※設定している内容
/system/product/etc/permission配下にある「services.cn.google.xml」の中身から、
「<feature name="cn.google.services" />」を削除(削除したファイルで上書き)。

中国向けのGoogle設定が有効になっていたようです。

2.Google自動入力(Autofillを有効にする)

MIUIの大陸ROMだと、設定アプリの設定画面に
Googleサービスの設定画面がないため、Google自動入力が
使えませんでした。

adbターミナルから以下コマンドの実行することで、
現在の設定内容を上書きして、Googleの自動入力が
使用出来るようになります。

Root権限が必要です。

(1)現在の設定を確認
cetus:/ $ su
cetus:/ # settings get secure autofill_service
com.miui.contentcatcher/.autofill.services.MiuiAutofillService

(2)GoogleのAutofillサービスに変更
cetus:/ # settings put secure autofill_service com.google.android.gms/.autofill.service.AutofillService

(3)反映されている事を確認
cetus:/ # settings get secure autofill_service
com.google.android.gms/.autofill.service.AutofillService

※解説
Google自動入力は、Google Play 開発者サービスに
含まれています。Android OSのSecure 設定の書き換えを
行う事で、無理やりに有効化する事が出来るものです。
(何故か大陸ROMでは設定メニューに表示されません)

恐らく「SetEdit (Settings Database Editor)」で
権限付与して実行すれば、root権限なくても行けると思います。

https://play.google.com/store/apps/details?id=by4a.setedit22&hl=ja&gl=US

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